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朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の時代には、韓国でも日本的な演歌が
流行しました。しかしその後、「倭色追放運動」と呼ばれる、韓国での
日本文化一掃運動のために「演歌という呼称は日本語である」として
“えんか”という呼称が韓国では使用出来なくなってしまったのです。
(参考記事:シム・スボン「朴正熙元大統領は演歌を聞いて怒った」)
そこで、演歌風の歌は「トロット」と呼ばれる事になりました。
トロットという呼称は耳慣れないものですが、日本に於いてもそのトロットを
メドレー形式で歌っていくという「ポンチャック」と呼ばれるものが
一時期ではありましたが90年代半ば、一部の日本人に流行したようです。
しかしそれでも、日本と韓国の音楽文化をつなぐ出来事も多く見られます。
1980年代には、韓国の歌手チョー・ヨンピルが日本で大ヒットを記録。
現在でも、キム・ヨンジャらの韓国人演歌歌手が日本で活躍しており、
日本と韓国の音楽文化に似通った共通項といったものがあるのは、
広く世間でも認識されている特徴と言っても過言ではないでしょう。
韓国の歌謡界においても、最近ではポップスが主流なようです。
このあたりは、日本と同じですね。そのため、日本色の強いトロットは
それほど大衆の支持を得られていないようですが、2004年には女性トロット
歌手のチャン・ユンジョンが『オモナ』を大ヒットさせています。




